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Thursday

by Masashi Higashimori

大切な仲間の事。

私は友人に恵まれていると本当に思う。

 

優しく心熱い仲間が沢山。

 

毎月いつものメンバーで飽きもせず集まって飲む仲間がいる。

 

 

そのメンバーの一人が1月1日にこの世を去った。

連絡を受けたのは2日の朝だった。

 

2週間前に皆生の旅館で忘年会をしたばかりで元気だったのに。

何かの間違いと思って仲間に連絡しても答えは皆同じ。

くも膜下出血で一瞬の事だと。。

 

 

白髪頭のじいさんとみんなワイワイ騒ぐイベントを当店の事務所で毎月している。

白髪頭のじいさんは家族でお客様でお店のカーテンやクロスを扱ってる方。

隣の笑顔の優しいペンキ屋の上村さん。

50歳でこの世を去った。。

早すぎる死と急な事で頭は混乱していた。

 

このコンビの他沢山の仲間が来て遊んでいる。

 

職人さんたちもみんなお客さんになり、友人になり、1月1日にまで我が屋で飲む程仲良くなった。。私の家族が大変だがww

 

きっかけはお店の移転で大変お世話になったから。。

 

そして職人さんたちの心意気好きだった。

 

私はこだわったら思考を曲げない。

 

扉の色。 階段の色。 窓枠の色。天井の色。

全部わがままばかり言っても優しく受け止めて丁寧な仕事をずっとしてくれていた上ちん。(上村さん)

私が遊びで塗ってみたいと遊んでも嫌な顔一つせずに塗り終わった後こっそり直していたのも上ちん。 優しすぎるでしょ。

 

そして上ちんだけはお客さんではない。

そう。。

髪の毛がない。

ハゲだ。ww

そして奥様は美容師だww

うちに来る理由がないwww

 

だからいつも「ごめんよ〜まさしくん。髪が無いからww」

って大量の牡蠣をくれる。

誰かを悪く言うことが全くない上ちん。

尊敬してる。

優しさの塊みたいな兄貴がいなくなったのがずっと信じられない。

だが、通夜で上ちんと最後のお別れだと会いに行った瞬間に現実を受け入れるしかなかった。

仲間みんなの涙で私ももらい泣き。

実際に会って涙腺崩壊。

 

 

 

お別れ後いつものメンバー10名で飲み。

思い出話でまた泣いて。

 

献杯と共に飾った写真が。

 

こちら……。

メチャクチャだよね。。

 

皆さん笑ってください。どうか。。

汚いとか品がないとかそんな事じゃない。

 

私一人では暗くしばらく落ち込んでいたと思う。

何故かまた会える気がしたり思い出話で笑えたのは通夜の後に仲間がいたから。

新年のブログであけましておめでとうございます。

書いたのに、心から言えなかったのはお別れができずにモヤモヤしていたからだ。

まだしばらくは悲しい気持ちは残るし来月集まる時にもういないと思うと心が痛い。

だが私がメソメソしてもなんも変わらないし始まらない。

出会いがあれば別れもある。それが現実だ。

だからこそ一日、一日を大切に生きていくしかない。

忘れかけてた事を再確認を上ちんに最後教えてもらった。

そしてあの優しさを学ぶ。

自分の中でしっかりと活かすしかないなと。

 

故人をしっかり思い感謝を伝え

上ちんには心安らかに休んで欲しいな。

 

大好きだよ。

上ちん。

 

 

 

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